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ベッドの上にいることが多くなるからこそ、真剣に選んでください。電動ベッド選び方教えます!

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ぐっすり眠った朝は、気持ちがすっきりして一日を過ごす活力がわいてきますよね。質の良い睡眠は、身体と心の健康に欠かせない栄養源です。要介護となり、寝たきりやそれに近い状態の人にとっては、ベッドや布団などは寝るためだけでなく食事をしたり読書をしたりする生活の場にもなります。要介護状態になると、布団よりもベッドのほうが移動しやすく、介護者は介護しやすくなります。ベッドを選ぶ際は、快適に眠ることができ、立ち上がりや起き上がり、寝返りや座位を保つことなどを安全に楽にできることが重要です。
今回は、介護ベッドとして代表的な電動ベッドの種類と選び方について紹介します。

介護用ベッド

 

電動ベッド5選
まず始めにモーター数を選びましょう。モーター数によって機能性が変わります。
1. 1モーター/昇降型電動ベッド
1つのモーターでベッドの高さを調整することができます。
立ち上がりやすい高さに調整すると、要介護者が楽にベッドから離れることができます。車いすなどに移乗するときの動作もスムーズになり、介護者の腰への負担が軽くなります。
細かい調整ができないため、比較的日常生活動作が自立している人におすすめです。

2. 1モーター/背上げ・ひざ上げ型電動ベッド
1つのモーターで背中部分とひざ部分を角度調整することができます。
背中部分とひざ部分を同時に上げることができ、背中部分は単独で動かすことができますが、ひざ部分のみを動かすことはできません。
少ない力で起き上がることができ、のどが詰まりにくく食事がしやすい、読書やテレビなどで体を起こしていても疲れにくいなどのメリットがあります。
細かい調整ができないため、比較的日常生活動作が自立している人におすすめです。

3.2モーター/電動ベッド
1モーターの昇降型と背上げ・ひざ上げ型の機能を合わせたタイプです。
1モーターの背上げ・ひざ上げ型と同様に、背中部分とひざ部分を同時に上げることができ、背中部分は単独で動かすことができますが、ひざ部分のみを動かすことはできません。
1モーターと同様に、細かい調整ができないため、比較的日常生活動作が自立している人におすすめです。

4. 3モーター/電動ベッド
高さや背上げ部分・ひざ上げ部分をそれぞれ単独で調整することができます。
細かい調整ができるため、介護度の高い人におすすめです。

5.4モーター/電動ベッド
最近発売されたタイプです。3モータータイプの機能に加えて、頭部分などさらに細かく調整することができます。
寝たきりの人におすすめです。

サイズ
ベッドはスペースを取るものです。部屋の大きさや要介護者の体格などを考慮して、使い勝手の良いサイズを選びましょう。
・長さ
ショート(180㎝)、レギュラー(191㎝)、ロング(205㎝)の3種類あります。身長プラス20㎝で検討しましょう。

・幅
介護しやすく狭い部屋におすすめの83㎝、介護のしやすさと寝返りなどのスペースを両立させた91㎝、大柄な人も楽に寝返りできる100㎝の3種類あります。要介護者の体型に合わせて検討しましょう。

レンタル介護ベッドの定義
電動ベッドに代表される介護ベッドは、介護保険でレンタルできます。
介護ベッドとは次のように定められています。

サイドレールが取り付けてあるものまたは取り付けることが可能なものであって、次の機能のいずれかを有するもの。

  • 背部または脚部の傾斜角度を調整できる機能
  • 床板の高さが無段階に調整できる機能

要介護2以上の認定を受けた人が費用の1割負担でレンタルすることができます。利用希望の際は、担当のケアマネージャーに相談しましょう。

気持ちよく眠れて、要介護者の状態や体格などに適した電動ベッドを選びましょう!外国人労働者雇用~社会保険、労働保険の仕組み~のことならお気軽にご相談下さい。

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