介護

親が突然、介護サービスが必要にっ!あわてずにどうすれば良い?第七回~地域密着型サービス~

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突然に生じた、身内の高齢者に介護が必要になるトキ…。一体どうすれば良いのか、慌ててしまうかもしれません。

 

どこかすぐに入所できる老人ホームを探したくなるかもしれませんが、空きもない場合には、まずは自宅で生活できる方法を探す必要があります。

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http://www.photo-ac.com/main/detail/118588?title=

 

今回は、介護が必要な高齢者向けのサービスを考えていますが、自宅で受けることが出来る訪問系のサービスの中で「地域密着型サービス」の最後のご案内です。

 

「小規模多機能型居宅介護」

このサービスは、簡単に言うと通所介護(よく“デイサービス”と呼ばれます)と訪問介護が組み合わさったものです。

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http://www.photo-ac.com/main/detail/48447?title=

 

まず、このサービスを利用するために登録できる定員が29名と決まっています(平成26年度までは25名でした)。その中で、通い、つまりデイサービスとして一日に受け入れることの出来る人数は、18人までと決まっています(平成26年度までは15人でした)。

 

つまり29名中18名は、ある場所に一同に集まってデイサービスを受けることが出来ますが、残りの11名は自宅にいるしかありません。もちろん、これは曜日によって誰が通うか、誰が自宅に居るかが決まっています。

 

この11名の自宅で暮らしている人のケアを行うために、介護スタッフが訪問して訪問介護を行うのです。

 

しかも、このサービスで受ける訪問介護が、通常の訪問介護とは違い、月決めの定額ですから、定期巡回型のように、何度も訪問を受けることが可能なのです。

 

通常、要介護度5ともなると、起きるにしても寝るにしても、食事もトイレも、お風呂も整容も着替えも介護が必要な状態といえます。ですから、介護度が5に近い人を介護している家族ほど、老人ホームなど施設への入所を希望することが多いのです。

 

ただ、老人ホームへ入所しても、一人の高齢者に一人のスタッフがずっと付きそう訳ではありません。食事やトイレ、お風呂など、必要な時だけスタッフが関わることが日課となります。もちろん、話し相手になったり外への散歩に付き添うこともありますが、それは業務的に余裕がある時です。

 

なので、定期巡回・随時訪問サービスや小規模多機能サービスのように、ケアが必要な時に自宅へ訪問してくれるのであれば、ホームに入所しているのと同じようなケアを受けることが出来るのです。

 

さらに素晴らしいサービスがあります。

 

「看護小規模多機能型居宅介護」

これは、前述したサービスに看護スタッフの訪問を受けることが出来るサービスです。

 

つまり、必要であれば何度も訪問看護を受けることも出来ますので、医療的なケアが必要な重度の方であっても自宅で生活することが出来るのです。

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http://www.photo-ac.com/main/detail/586?title=

 

これらの高齢者向け訪問系サービスを活用して、介護が必要になったとしても慌てずに、自宅で生活することが支えられることは、核家族化が進んだ日本にとっては本当に助かることなのではないでしょうか。外国人労働者雇用~社会保険、労働保険の仕組み~のことならお気軽にご相談下さい。

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