外国人技能実習制度

厚生年金脱退一時金

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厚生年金脱退一時金とは、日本における外国人技能実習生が短期間に日本に在住し日本の年金制度、国民年金や厚生年金、共済組合などに6か月以上加入して本国に帰国する際に払い込んだ保険料の額に応じて一定額を払い戻す制度のことを指します。保険料の掛け捨て防止を目的とした制度です。

英語では、Lump-sum Withdrawal Paymentと言います。日本における外国人技能実習生は、日本企業で働く際に万が一の際に病院代が安く済む健康保険には加入したいが厚生年金保険は、日本から本国に帰国した場合、掛け捨てになるので加入したくないという外国人技能実習生がいますのでその際にこの厚生年金脱退一時金制度があります。

ただこの脱退一時金に関しては、年金期間と給付を自分の国の年金制度と合算することができる社会保障協定を締結している国から来ている外国人であれば脱退一時金の説明は必要ありませんが、その社会保障協定を締結していない国から来ている外国人の場合は十分理解してもらう説明が必要となります。またこの制度によりその外国人技能実習生が自分の国に帰国した際に払った厚生年金保険料の一定額が払い戻されますので外国人技能実習生も納得して加入するようです。

脱退一時金を受け取る条件や計算方法等は社会保険庁のホームページに記載されていますのでご確認ください。

外国人技能実習制度を活用するために必要な情報になります。 ~社会保険、労働保険の仕組み~のことならお気軽にご相談下さい。

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